ぎっくり腰は漢方で治るのだ！

みなさん、こんにちは。
台風、台風と騒いでいた割に、昨夜クリニックを出る時は雨は止んでいたし、
今日なんか暑いくらいですね・・・。

こういう天候がころころ変わる季節はやはり体調を崩しやすいのでしょう。
私も日頃の疲れがたまっているせいか、GＷ前からの風邪が長引いて、
クリニックの前に「本日は風邪の後遺症で声が出ない状態ですのでご了承ください。
また咳止めのために飴をなめていることもありますので、ご了承ください」
なんていう張り紙をしている状態がまだ続いています。

その上なんと先週の木曜日、「医療相談」を受けて話を聞いていたところ、
聞き終わって立ち上がった瞬間、腰に激痛が (￣□￣;)!!
普段から腰は弱いのですが、なんと「ぎっくり腰」になってしまいました Y(＞_＜、)Y

はぁ～、弱り目にたたり目って感じですね。
ぎっくり腰って、なったことある方にはおわかりでしょうが、
初めてなった時には、誰にも教えられなくても
「ああ、これが『ぎっくり腰』って奴かあ」とわかってしまうものですね。
しかもなぜか「ぎっくり腰」って名前がすごくピッタリ来る感じです。
ぎっくり腰になると激痛で動けません。もう必死に這って電話にたどり着き、
友人に「湿布買ってきて～」と依頼。
普通は湿布をしてひたすら安静にして最低５日くらいは休んだりします。
そのくらい激痛で動けないものなのです。

でも大丈夫！
幸い漢方をやっている私にとって、ぎっくり腰は激痛ではあるものの、
もうそんなに怖いものではなくなったのです。

漢方をやっていれば、自然と今の手持ちの漢方でなんとかならないか？と考えます。
その結果、そうだ、この漢方でいいんじゃない？
という考えが浮かび、その漢方薬を内服したところ…

もちろん湿布薬も張ってはいましたが、翌日にはかなりましになり出勤。
翌々日には普通にスタスタと歩いていました。

それ以来私は「ぎっくり腰」になりたくはないものの、
割とすぐに対処する術がわかったので、そう悩まなくなりました。
ぎっくり腰になった患者さんにも、この漢方を処方したところ、
半信半疑のようでしたが、２日目から歩けたとのことで
「いやぁ、漢方ってすごいんですね！」とびっくりしていました。

というわけで、本当は先週の土日で東京に行って勉強してくるはずだったのです。
その交通の手配などをして持ってきてくださったファイザーのＭＲさんが、
ぎっくり腰の翌日の私をみて、「ええ～！もう大丈夫なんですか？」と驚いてました。

土日の勉強会のついでにたまたま東京に遊びにいってる友人とも会う約束をして
夕食のレストランの予約までしたのに、今度は金曜の夜中にひどい熱が出て、
フェザーケットの上から毛布を被ってブルブルとふるえてました。

その後、せっかく治りかけていた咳も声も逆戻り。
声はハスキーボイスとなり、咳なんか以前より悪化して止まらないです。
そして咳のせいで夜はほとんど眠れず、なにやら汚い痰は出るし、
いつもの漢方でなかなか治らず、悪化して肺炎にでもなってたら大変！

でも開業医の辛いところ、特にうちは「完全予約制」なので休むことができません。
もうフラフラしながら月曜と火曜に診察。

今のというより、体調が悪い時も絶対に休めないのがいつも悩みですね (￣∇￣+)
これはまずいと思った私は、とうとう千福先生に診ていただくことにしました。

医師という職業をしていたら、
うさん臭い医療をしている医師は山のように知っていますが、
安心して診てもらおうと思える医師がほとんどいないという実態を知っているので、
ここはもう絶対に千福先生だ！と思って、初めて先生のクリニックに行きました。

千福先生は漢方の大御所。しかも話がとってもわかりやすいので、講演も大好評です。
以前明治SeikaファルマのＭＲさんに「先生、千福先生をご存じですか？」と聞かれ、
「知ってるも何も、大阪で漢方をやっていて千福先生を知らないなんてモグリだよ～。
まぁ向こう（千福先生）は私のことなんて知らないと思うけど」と答えたところ、
「いえいえ、千福先生、西崎先生のことご存じでしたよ。
僕、先日千福先生の所に行ったら、
『西崎先生によろしくね～！』って言われましたもん」と言うではないですか。

もうびっくりしましたよ。同時になんて光栄なことだろうかと耳を疑いたくなりました。

その後千福先生が、明治Seikaファルマの出している「リフレックス
（薬剤名：ミルタザピン）を使いたいんだけど誰か教えてくれる先生いないかな？」
と仰ったとのことで、明治SeikaファルマのＡさんが「西崎先生は如何ですか？」と
提案してくださり、畏れ多くも、僭越ながら、私めが
漢方学的にリフレックスを考えてみる形で
社内講師をさせていただいたことがあります。
さすがに「私などでいいのかしら？」と珍しくやや緊張しましたね。

そして今日、千福先生の診察を初めて受けてみて、そのスピーディーさに驚きました。
スピーディーだけどしっかりと丁寧に聞いてくださるので、非常に安心です。
レントゲンも撮ってもらって、肺はきれいだね、と言われたので一安心。

もう診てもらっただけで既に半分治ったような気分になり、診察後
明治SeikaファルマのＡさんに電話して、「この辺りでどっか美味しいとこある？」
などと聞いて、お勧めのお蕎麦屋さんに行って来ました:*:・(￣∀￣)・:*:

というわけで、私の珍しく休める休日は自分の受診で終わりましたが、
これで一安心ですね。　明日からまた頑張らないと予約がびっしりです。

そうそう、まきメンタルクリニックでは近畿厚生局に選定医療を申請し、
認可されたので、初診（あるいは再初診）の時に限って、
予約金をいただく制度を採用しました。
これについてはまた次回に詳しく説明させていただきます。

では今日は大好きな山Ｐだけど、アルジャーノンに花束の演技はさすがに・・・な
山下智久の「愛テキサス」と「loveless」などミックスバージョンを贈ります。
歌はうまいと思うんですけどね。結構いい歌も多いし・・・。
まぁアルジャーノンに関して言うと・・・
動いている山Ｐを見てると思ってるからいいのです。