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DEATH NOTE ~神になろうとした青年1~

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みなさん、こんばんは。

台風一過、暑い日が続いたかと思えばまた雨だったりと目まぐるしいお天気ですね。

さて、みなさん、私が映画好きということはご存じの方でも、
実はマンガも好きってことは知らない方の方が圧倒的ですよね。
・・・というより、マンガなんて読まないと思っておられる方もいるかもしれません。

でも私は意外とマンガ好きなんです。

アニメも好きですね。オタクではないですけど・・・(・・;)
小さいころから、まんが日本昔話だの、ムーミンだのアトムだの・・・。
読書も好きですが、アニメを観たり、マンガを読むのも好きでした。

漫画家はかなり大変な職業だと思っています。

最近、友人から借りて読んだのは「DEATH NOTE」
実写版の映画は映画館で観ていましたが、原作のマンガにも興味があったので。
ちなみにドラマ版の「デス・ノート」は1話見ただけで、
全く興味が削がれ、見ていません。
原作と登場人物のイメージが違い過ぎるのも考えものですね。

「DEATH NOTE」の内容を知らない方のために、以下はウィキペディアから、
ざっくりとしたストーリーを加筆・一部改編して引用してご紹介しておきます。

第1部: 単行本 1巻 – 7巻

退屈な天才的高校生の夜神月(やがみ ライト)は、
ある日、通っている高校の敷地内で奇妙な黒いノートを拾う。
それは退屈な死神・リュークが死神界から落とした、
ノートに名前を書かれた人間を死に誘うデスノートだった。

犯罪者が存在しない新世界を作るため、
月は世界中の犯罪者名を次々とノートに書き込んで葬る。
やがて犯罪者を葬る者の存在に気付いた人々は殺し屋(=Killer)の意味から
「キラ (KIRA)」と呼び始め、キラを神とあがめる者まで現れた。

一方、キラの存在を察したICPO(インターポール)は、
手がけた事件を必ず解決に導く、全世界の警察を動かせる唯一の存在である
謎の名探偵L(エル)にキラ事件の調査を依頼。

犯罪者の抹殺を続けるキラを連続殺人犯と見なすL(エル)は、
キラが日本の関東地区にいると判断し、日本に捜査本部を設け、キラに挑む。
こうして“キラ”と“L”は、それぞれの正義を掲げて対峙することになる。

しかし“L”は“キラ”(=ライト)と“キラ”を崇拝し、人間の顔を見ただけで名前がわかる
「死神の目」を持つ“第二のキラ”(=アイドル弥海砂:あまね みさ)を特定し、
二人を監禁するまでに追い詰めながら、身内に甘い日本警察に足を引っ張られ、
海砂を見守る死神・レムによって殺されてしまう・・・。

第2部: 単行本 7巻 – 12巻

第一部の終了から5年後の2009年、2代目“L”となっていた月(ライト)は
キラおよび警察の裏のトップとして世界の本格的な改革に乗り出す。

キラとLの見せかけの勝負を演出する裏で、月は世界中のキラ信者を増やしていく。
アメリカも「キラを認め、邪魔しない」と宣言し、
月の望んだ新世界が目前まで迫っていた。

“L”の死の直後、天才を育てる養護施設ワイミーズハウスで
「Lの後継者」として育てられたメロとニアに管理人ロジャーからLの死が告げられていた。

その後、ニアを中心にアメリカでSPK(キラ対策特務機関)が設立される。

そして、謎のマフィアグループによって警察庁長官が誘拐されるも

夜神月の計画によって死亡し、今度は夜神粧裕(月の妹)が誘拐され、
警察庁のキラ捜査本部の保持するデスノートとの交換が要求される。

この事件の対処にSPKも加わるが、月指揮の下、ノートは奪われてしまう。
SPKの中心人物・N(エヌ)は、日本の2代目L(月)の無能振りを批判し、
アメリカでの2代目“L”の実権は自分が握っていることを明らかにする。

月はその後、誘拐犯がメロで、“L”の後継者であるNがニアであることを知り、
自分に付きまとう“L”の影に敵愾心を募らせる。

メロはニアに勝つため、ニアはキラを捕まえるため、月は2人を殺すため、
3人のプライドを賭けた戦いが始まる。

特別編

2008年に、映画『L change the WorLd』の公開に伴い執筆された短編作品。
単行本未収録。

2013年、再び原因不明の死者が続出する。
だが以前と違うのは日本で死を望む高齢者が次々と死んでいくことであり、
その影響で日本は長寿大国1位から6位へ転落していた。
日本の捜査本部やニアはデスノートによる新たなキラの犯行であると断定する。

映画版の方は、最後にキラ(=月)が“L”が自分の命を賭けたことによって、
月の父親であり、捜査局長である夜神総一郎の協力を得ることができ、
“L”の勝利という形で終っており、ニアもメロも一切登場しません。
ですが、映画版は映画版で非常によく出来ていたと思います。

残念ながら、特別編は単行本未収録であるため、実際には読んでいませんが、
マンガを貸してくれた友人が教えてくれた内容だと、
ニアは“L”ならどうするか?を考え、
新たなキラに対して、「キラには興味もないし、ただの人殺し!」と明言したため、
自分は死にたいと願う高齢者に死を与え、いいことをしていたと思っていたキラは、
ただの殺人者だと言われたことがショックで
デスノートに自分の名前を書き込み自殺・・・というあらすじのようです。
(あくまで友人の覚えている内容なので異なるかもしれません)。

私がこの「DEATH NOTE」に強い興味を持って先週の3連休に読みふけり、
映画館でデスノートの前編も後編も観ているのに、TSUTAYAに行って、
わざわざ映画版の「デス・ノート」「L change the WorLd」を借りて、また観たり、
そこまでハマってしまったのは久々に頭脳戦や心理戦を見た感じがしたからです。

第13巻はファンブックというか、キャラクターブックのようなもので、
自分がどのキャラクタータイプか?というチャート式のものもあって、
やってみたところ、私は「ニア」タイプでした。

実際コミックを読んでいる時も、
私は誰よりニアに共感したので、嬉しい結果です。

自分が誰よりも憧れ、そして唯一尊敬できる人物であった“L”
その“L”ですら、夜神月(ライト)によって死に追いやられたという悔しい事実を
誰よりも冷静に受け止め、ともすれば揺らぎそうになる自分を奮い立たせる場面は
とても印象的でした。

その場面のニアのセリフが以下の言葉です。(第10巻page85より)

「いや 違う!! 夜神月はキラだ
もはやキラではないなどと考えれば負ける!」

「夜神月・・・キラは“L”の上を行き 負かした
その現実を認めなければ殺られる・・・」

きっとニアにとって、殺人者でしかないキラが、尊敬する“L”の上を行き、
負かしたという現実を認めるのはとても辛く悔しいことでしょう。

でもキラに勝ち、キラを捕まえるためには、その現実を受け止めた上で、
さらにその上を行かなければならないのです。まさに至難の業だと言えるでしょう。

この決意をわずか16~17歳の少年が、全世界がキラを認めようとしている中で
たとえ全世界を敵に回してでも、犯罪者を次々殺すと言う「恐怖政治」に対し、
たったひとりでもやりぬく覚悟をする・・・私がとても感心した場面です。

そうして夜神月に堂々と挑戦を挑み、自分を神だという青年、月に対して、
「デス・ノートは史上最悪の殺人兵器であり、キラはクレージーな殺人犯」と言い切り、
単にキラと新たな第二のキラを抹殺するのではなく、
確固たる証拠を突きつけて、完膚なきまでに敗北させなければ、
“L”の遺志を継いだことにはならないと考え、そのために方法を考えます。

そして自分をライバル視するメロに対しても冷静です。
自分一人では“L”を越えられない。
でもメロと二人でなら、“L”に追いつき、“L”を越え、キラを掴まえられるかもしれない。

だからメロの強引な方法も、むしろその中で得た情報を大切にし、
どちらが上だとか、そういう次元で、メロと話すことはありません。

メロは冷静さを欠き、ニアは行動力を欠く。
だから補えるものは補い合って、“L”の遺志を継いで、キラを捕まえようとするニア。
いつもどんなに頑張ってもニアの次にいて、ニアに勝ちたいメロ。

この二人の目標は、キラを捕まえることなのに、メロはニアに勝つことにこだわります。

私がこのコミックで一番自分に近いと感じ、共感したのはニアです。

私なら、どうしても何かを成し遂げようと思った時には
まずそれを周囲に公言してしまいます。

前にも書きましたが、エクセルのエの字も知らない時点で、
エクセルの教科書をパラパラ見ていた時、これならできる!と思い、
1ヶ月後に実施される、パソコン検定の中ではもっとも難しいと言われている
パソコン技能検定1級の試験を受験すると宣言した時の友人のあっけにとられました。

「いくらまきちゃんでも無理」と言われても、譲りませんでしたが、
普通に仕事をこなしながら、仕事以外の時は寝たり食事する以外は
ほとんどその試験のために勉強だけをしました。

関数は2日で覚え、1週間後には過去問を解けるまでになり、
2週間後には、だいだいの目処がついたので、週末に東京出張に行ったくらいです。

ある人から「先生には特別な才能があり、いとも簡単にそれをやって楽しんでいる。
だから先生が受験しなければその分合格者も増えるのに・・・。
真面目にやっている人達が可哀想になる」とまで言われましたが、それは違います。
その試験は一定の点数を取れば、みんな合格するのです。
私が受けたから、その分合格者の枠が減るという試験じゃありません。

私は公言することで、敢えて自分自身にそこそこのプレッシャーをかけ、
後には引き下がれない状況にすることで、頑張ります。

私がその資格を取ったのは、私にとって、パソコンというものがまだ、
単にネットができたり、ちょっとした文章を作成できるだけの、
ただの箱でしかなかった自分への挑戦でした。

10年近く前ですが、私はその程度のパソコンのスキルしかなかったのです。

だから私は3年後、5年後を視野に入れて、
自分のスキルアップに挑戦しました。

人は安易な道を歩みやすいものです。
一度医師免許を手にしてしまったら、そこで努力をやめてしまう医師が多いのです。
でも医師という職業を選択した時点で、常に勉強し、努力を怠ってはいけないのです。

ニアのように天才的な頭脳を持っていても、
自分自身の限界を知り、そこから自分自身に負けないように、
常に挑戦者の姿勢で臨む姿は、とても共感できました。

話は戻りますが、「DEATH NOTE」については、非常によくできた構成であり、
感想もまた長くなりそうなので2回にわけて書こうと思います。

では今日は、DEATH NOTE の映画に使われた
レッドホットチリペッパーズの Dani California を贈ります♪

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